「トレーニングをして身体を大きくした方が良いでは?」
    「トレーニングをすると、筋肉が関節の邪魔をするのでしない方が良いでは?」
    一部の専門家やアスリートの中で、論争になっています。

    では、アスリートではない皆さんは、トレーニングについてどのようなイメージをもっていますか?
    「ムキムキになる」「意識が高い人がすること」「ダイエットのために」などさまざまイメージがあると思います。

    これまでのブログでもご紹介してきたように、人生においてトレーニングは必須だと私は考えます。
    しかし、なぜトレーニング否定派の意見がでるのでしょうか。
    スポーツ業界でもトレーニングをする選手もいれば、トレーニングは不必要だと考えるスポーツ選手もいます。
    このような疑問に関して、スポーツトレーナーとしての見解をお話させていただきます。

    目次

    1.トレーニングに関する理解

    2.トレーニングの賛否はスポーツ業界でも

    3.目的によってトレーニング方法は変わる

    まとめ

    1.トレーニングに関する理解

    トレーニングを和訳すれば、訓練や練習という単語がでてきます。
    そう、トレーニングは日常生活を有意義に過ごすための訓練をするということです。

    「日常生活を有意義に過ごすための練習」と聞くとイメージがわきにくいと思います。
    例えば、スポーツ選手であれば、競技パフォーマンスを発揮して試合に勝つために練習をします。
    練習とは、試合に勝つための手段でしかありません。

    これを日常に置き換えると、肩こりや腰痛がある人、寝つきが悪い人、体が硬い人、肥満体型な人などすべての人が練習不足による問題なのかもしれません。

    では、なぜスポーツ業界でもトレーニングの賛否が起こるのでしょうか。

    2.トレーニングの賛否はスポーツ業界でも

    ここでのトレーニングというのは、ウエイトトレーニングです。
    スポーツ業界でもトレーニングの賛否があります。
    有名な話では、野球選手のイチロー選手とダルビッシュ選手のウエイトトレーニングについての意見の違いです。

    ダルビッシュ選手は、ウエイトトレーニングで体を大きくすることで、球速がアップしてタフな体をつくったとことで、メジャーでも活躍しています。

    対して、イチロー選手は「ウエイトトレーニングで体を大きくすることはダメ」だと言い切っています。
    その背景には、もともとイチロー選手もメジャーリーガーのパワーに負けないための、ウエイトトレーニングをしていたそうです。
    しかし、筋肉が大きくなり、体の回転が鈍くなることで、スイングスピードが落ちたようです。
    ウエイトトレーニングでパワーはついたものの野球のパフォーマンスは向上しなかったことから、ウエイトトレーニングをしなくなりました。

    イチロー選手は「筋肉を大きくすると、それを支える関節や腱など、自分がもともと持つ、鍛えにくい部位とのバランスが崩れ、故障しやすくなる」と言っていました。
    確かに、筋肉の成長とともに発揮する力が強くなるため、以前よりも体のコントロール難しくなり、体にかかる負担も大きくなります。

    対して、ダルビッシュ選手は野球選手の走り込み否定や、ウエイトトレーニング、サプリメント摂取など、これまでの選手では、あまりしてこなかったことを取り入れています。
    ダルビッシュ選手は「日本人が世界で戦うには、頭を使わなければならない」と身体能力では欧米の選手に勝てないため、自分自身の最大パフォーマンスを発揮するための、体づくりを考えたのです。

    私の意見としては、どちらの意見も正解だと思います。
    結果がすべてのプロの世界で、どちらも結果を残しています。
    さらに、イチロー選手は体を大きくするトレーニングは行っていませんが、初動負荷トレーニング(初動時のみ軽い負荷がかかるトレーニング)や関節可動域トレーニングを取れ入れています。

    どちらも野球選手として、活躍する目的は同じですが、トレーニング方法が異なるだけです。
    これは“特異性の原理”で説明できます。
    向上させたいパフォーマンス能力に応じたトレーニングをするということです。

    イチロー選手は筋力強化ではなく、体の軸をブらさないことや初動動作を素早くするためのトレーニングを行ったことで、メジャーリーグでも世界で戦えました。

    ダルビッシュ選手は、もともと細身の体型のため、ウエイトトレーニングで体を大きくすることで、パワーが向上してメジャーリーグでも世界と戦えています。

    目的によってトレーニング方法は変わるということです。

    3.目的によってトレーニング方法は変わる

    トレーニングの原理に“過負荷の原理”という言葉があります。
    過負荷の原理とは、トレーニングを行う際に、負荷をかけるということです。

    負荷と言っても、人によって負荷は異なります。
    例えば、ベンチプレスで筋力の強化を目的にトレーニングするとします。
    100kgの負荷で楽々10回挙上できるAさんと30kgの負荷をなんとか5回挙上できるBさんがいるとします。
    Bさんにとって30kgの負荷は十分なトレーニングになっているため、筋力の強化が見込めます。
    対して、Aさんは100kgを楽々10回挙上できるため、30kgの負荷はほとんど負荷にはなりません。
    そのため、Aさんにとっては30kgのベンチプレスは筋力を強化するためのトレーニングにはならないことがわかります。

    しかし、筋肉の持久力を鍛える場合は、Aさんにとって、30kgで疲れるまで反復することは、筋持久力トレーニングと言えます。
    筋持久力を強化するためには、筋肉に負荷がかかっている時間を長くする必要があり、反復回数を12回以上することが望ましいのです。

    しかし、Bさんは30kgでなんとか5回挙上できる程度です。
    Bさんにとって、筋持久力を鍛えるためには、もう少し反復回数を増えせるくらいの重量設定にして行うことが望ましいことがわかります。

    このように、トレーニングの目的に合わせた重量設定、反復回数設定、トレーニング方法など考慮しなければなりません。

    ウエイトトレーニング、ヨガ、ピラティス、有酸素運動などそれぞれ運動内容も目的も異なります。
    トレーニングが必要かどうかではなく、どのトレーニング手段であれば、目的が達成できるのか、継続できるのかが重要なのです。

    まとめ

    トレーニング = 練習です。
    トレーニングに賛否があるのは、トレーニング=筋肉をつけるというイメージが強いからであり、トレーニングに対しての理解が不足しているからです。

    生活の中にトレーニングは必須条件ということを前提に、自分にどのようなトレーニング方法が合うのかを考えてみましょう
    私たちパーソナルトレーナーはお客様の目的をしっかり確認してから、トレーニングプログラムを作成しますので、安心して目標達成を目指せます。
    ぜひ一度、体験トレーニングにお越しください。

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    この記事を書いた人

    株式会社ミリオン・フィットネス  
    代表取締役 林 界斗

    NSCA-CPT : NSCA認定パーソナルトレーナー
    NASM-PES : 全米スポーツ医学協会認定パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト
    カイロプラクティック整体院 トレーナー
    運動特化型デイサービス トレーナー

    「健康をテーマに運動を通して一人でも多くの方へ幸福を捧げたい」と思い、ミリオン・フィットネスを創業。お客様をはじめトレーナーへの指導、さらにラジオ番組においても運動指導をおこなうなど、アスリートから一般の方、子供から高齢者まで、幅広いお客様のご期待に添うべく活動している。
    主な出演:ABCラジオ「全力投球!!妹尾和夫です。サンデー」、FM守口「疋田哲夫の哲ちゃん”哲学”」

    ミリオン・フィットネスは、大阪 肥後橋のリピートが多い 予約貸切制のおしゃれなコンディショニング・パーソナルジムです。

    ダイエット・ボディーメイク・姿勢矯正はもちろんのこと、肩こり・腰痛・膝痛・ストレス・疲れやすい・健診数値などの改善を、トレーニング & リカバリーケア & ニュートリション の3点からサポートいたします。

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    クレグラン京町堀 501号

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