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厚生労働省の国民健康・栄養調査(2018)によると、肥満者(BMI≧25)の割合は、男性32.2%、女性21.9%となっており、この10 年間男女とも大きな増減はみられないとのことです。男性は1/3、女性は1/5が肥満という実態です。肥満というと「太っている」だけに思えますが、見た目は普通でも筋肉量の減少により脂肪の量が相対的に多い、いわゆる「隠れ肥満」という場合もあります。

この肥満は、驚くほど多くの病気をまねく要因となります。加齢とともに筋肉や骨の量が減り、体を支える力が弱まったところに肥満が加わると、腰や膝などの関節に障害を起こしやすくなります。その結果、転倒し骨折も起こり得ます。
また肥満は生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症、心臓血管系疾患など)を招いたり、睡眠時無呼吸症候群などの原因になります。さらに、がん、脳卒中、心筋梗塞などを発症して最悪の場合、命を落とします。
肥満は、外見だけの問題ではなく、健康寿命を大きく左右します。

なぜ起こるの?

肥満は体重過多や体脂肪率が多いことを言い、食事や運動不足からおこります。
肥満には「内臓脂肪型肥満」と「皮下脂肪型肥満」の2つのタイプがあります。
・内臓脂肪型肥満:腹腔内の腸間膜に脂肪が過剰に蓄積
・皮下脂肪型肥満:皮下組織に脂肪が蓄積
いずれも、食の欧米化による過度なカロリー摂取や栄養バランスの偏り、ストレス社会の中でタバコやアルコールへの依存、運動習慣の低下など・・・これらが積み重なり肥満体質となります。

私たちのコンディショニング

トレーニング

運動不足による肥満は、まず運動頻度を増やすことから始めなければなりません。
ダイエットと言えば、ランニングやウォーキングなどの有酸素運動をイメージする人が多いと思いますが、だからといって、毎日ランニングやウォーキングを行えるかというと、なかなか続かないのが現実でしょう。

私たちが肥満改善(ダイエット)として導入するのは「レジスタンストレーニング」です。筋肉に抵抗(レジスタンス)をかけて繰り返し動作を行う運動で、ウエイトや自分の体重を負荷にして行います。代表的なのが、スクワット・腕立て伏せ・ダンベル運動などです。実は有酸素運動に比べて、脂肪を効率よく燃焼してくれます。さらに、個人差はあるもののトレーニング後は、48~72時間ほど脂肪燃焼効果が持続します。

リカバリーケア

肥満傾向の方は歩行時の膝関節の負担が大きく、怪我をしやすい傾向にあります。そのため、運動習慣をつけるためにいきなりランニングやウォーキングを行うと怪我をしてしまい、以前よりも運動への意識が失せる可能性もあります。
また本来、ランニングやウォーキングをする前には、姿勢評価や動作評価をする必要があります。例えば、腹部周辺の脂肪が原因で過度に腰が反ってしまい腰椎に負担をかけているかもしれません。反り腰になっていることで背中の筋肉が萎縮し、肩甲骨の動き股関節の動きが悪くなり、歩行時やランニング時の重心位置に偏りが出て、膝関節の怪我をしてしまうといったことも考えられます。
そのため、萎縮している筋肉をストレッチや筋膜リリースで弛緩させ、筋力が不足している箇所は体重がかからないトレーニングでアプローチをかける必要があります。

ニュートリション

肥満改善のためには、運動習慣を増やすことが重要ですが、さらに重要なことは食事です。
運動は週2~3回の頻度で十分ですが、食事は1日約3回、1週間で約21回も行う行為です。そのため、食事に関する意識を自ら持たなければ肥満改善は達成できません。
ダイエットを成功させるには、摂取カロリーより消費カロリーを多くしなければなりません。例えば、1日の消費カロリーが2000kcalの人が2300kcal摂取すれば、300kcal蓄積して太ります。摂取カロリーを1500kcalまで抑えるれば、500kcalが節制(マイナス)され肥満は改善に向かいます。

次に、消費カロリーを増やすのに加えて栄養バランスを整えることが重要です。糖質や脂質といった栄養素を多く摂取し、たんぱく質やビタミン、ミネラル類の栄養素が不足している、栄養バランスの偏りによる肥満者も多くいらっしゃいます。

私たちは、自らの食事を見直す方法として、マイプレート法を用います。1枚のお皿に炭水化物ゾーン、たんぱく質ゾーン、野菜ゾーン、果物ゾーンを決めて食材を選んでいくことで、何をどれだけ摂取できているかや、栄養素の偏りも一目でわかります。そのプレートをもとに、私たちは食事の質・量の面からもサポートいたします。

お客様の声

年代:20代後半

性別:女性

ご職業:会社員

お名前:H・M 様

【お悩み/ご要望】

昔、ダイエット目的でジムに通っていましたが、辞めてからはかなり体が鈍ってしまいリバウンドしてしまいました。再度ダイエットに挑戦しようと、ジムを探していたところこちらのジムに出会いました。

【主なトレーニング】

普段の日常動作の時の活動代謝をあげるには、各関節の動きを良くして筋肉の可動域を増やすこと大事だということで、全身を万遍なくトレーニングしています。特にスクワット系の動作は足のトレーニングですが、姿勢を保つために体幹部を意識するだけで、全身をトレーニングしている感覚になりました。

【得られた効果】

私の場合は、体重に落ち幅があったため1週間に1㎏くらいのペースでダイエットを進めることができました。体重が減少したこともありますが、ランニングを行った際に、以前より軽やかに足が動いたのでトレーニングの効果を改めて感じました。

【今後の目標】

学生時代は陸上部で走るのが好きなので、次の目標はフルマラソンへの出場や山登りなどに挑戦したいと思っています。体重が落ちていくことも嬉しいですが、体が軽くなったことで、動くことの楽しさを再度感じられたことが何よりうれしいです。

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