ホモサピエンスの原点、認知革命

ホモサピエンス以外の人種の中でもライバル視されるのがホモ ネアンデルターレンシスという種です。ホモ ネアンデルターレンシスは脳が大きく、力も強くてホモサピエンスより優れていました。
そのため、ホモサピエンスは圧倒的に不利で、縄張り争いには勝てませんでした。
しかし、人類はあることをしてライバル含め全ての人種を一掃させました。
それは、空想の出来事やありもしない世界を想像することで、同じストーリーを共有しそれを信じる人は同じグループになるという流れです。例えば、この岩には神が宿っているといい、そのフィクションを信じることで関わりのない周りの人とも繋がっていきました。
ホモサピエンスの強みであるコミュニケーション能力によってどんどん話を広げていき、集団を作り仲間を増やして他の人種を絶滅させたのです。
これは認知革命といい今から7万年前に起こったと言われています。
認知革命がどのようにして起こったかは判明していませんが、認知革命があった証拠としてドイツでライオンマンという動物と人間が入り混じった像が発見されています。
ホモサピエンス以外の種には空想はおろか、目で見たもの以外を信じる事はできませんでした。
それが周りとの違いで、一人では弱くてもチームになり数で勝負して勝ち残っていったのです。