国は歩行と同等かそれ以上の身体活動を毎日60分以上行うことを推奨しています。
具体的な運動といえば、ストレッチ、筋トレ、有酸素運動、球技スポーツなど様々な種類があります。トレーニングジムでの運動は辛くてハードルが高いと感じている方が多いですが、本当にそうなのでしょうか?
実際に運動とはどの様なことなのか、一般的な内容と私自身の意見を踏まえてご紹介していきます。
目次
1.物体を移動させるのが運動
2.今と昔の運動違い
3.動ける体を目指すべき
まとめ
生命が生きているならそれは運動しているといえます。
物理では、「物体が時間とともにその位置を変えるとき、その物体は運動している」といいます。
そのため、人間が朝起きて夜寝るまで活動している間はずっと運動していることになります。
食事の用意をしたり目的地まで移動する時も身体が動いています。
小さな動きですが、呼吸や目の瞬きなども立派な運動といえます。
運動するきっかけとしては、痩せてキレイになるためや、健康になるためという方が多いです。私はそもそもその様な悩みがあること自体が幸せな事だと思っています。
原始人を想像すれば分かりやすいですが、彼らは命の危険と隣り合わせで生きるのに必死でした。
常に身の安全を確保したり食料を探す必要があったため、現代人が持つ悩みとは無縁でした。
有名なマズローの欲求5段階説にあります、生理的欲求と安全欲求を満たすので精一杯だったからです。
現代人はその二つがほぼ守られていますのでその上にあたる社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求を考える余裕があります。
原始人は生きる上で自然に運動になっていましたが、今は便利な時代なので運動という時間をあえて取る事が必要なのです。
運動の原則として、特異性の原則という内容があります。
これはどのように動かして鍛えるかで体の発達、強化が変わるということです。
私は体を鍛えるなら太くてガッチリした体より、しなやかで器用に動く体を目指したいと思っています。しなやかというのは自分の体を瞬発的に動かせたり、異なった動きを連続でこなせるという事です。鍛えるなら体幹部を固定させて動くより、体幹部のポジションを変えながら鍛える方が運動能力が高まります。体は常に安定を求めるので、重心位置が変化することで体が適応しようと全身が連携して働くからです。
例えば体重以上の重さのベンチプレスを持ち上げることができるのも立派な能力です。
それとは別に腕立て伏せを連続で行えたり、手のジャンプをしながら腕立て伏せができる方が運動神経が高いと思います。
ジムの筋トレに例えますと、下半身のマシンに座って鍛えるより、立って行うスクワットの方が体幹部が動いて日常生活に近い動作になります。 このように特異性の原則を前提として、動ける体を目指すやり方が私の運動のやりがいになっています。
地球で生きている以上、どの様な動きでもそれは運動になります。
理想は運動しなければという義務感より、運動したいへ思考を変えることが出来ればいいと思います。
心地よく続けれる自分自身にあった運動施設を見つかれば人生がより良くなると思います。
この記事を書いた人
株式会社ミリオン・フィットネス
トレーナー 那須 陸哉
NSCA-CPT : NSCA認定パーソナルトレーナー
NASM-PES : 全米スポーツ医学協会認定パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト
アニマルフロー レベル1インストラクター
国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)認定
・メディカルトレーナー
・リラクゼーションセラピスト1級
運動特化型デイサービス トレーナー
代表の林が講師をしていたWorld trainers academyで林に師事し当業界に入った。自宅でも常に自己研鑽に励み、トレーニングや健康に関する学習はもちろんのこと、お客様にお勧めするトレーニングやストレッチは、時間があれば常に自身で試し、お客様の生活の質向上や健康的な生活へ導く準備に余念がない。また、USJでの前職経験があり、お客様に楽しんでいただく精神はトレーナー随一と評判が高い。将来が有望な若手である。
ミリオン・フィットネスは、吹田 千里山・南千里のリピートが多い 予約貸切制のおしゃれなコンディショニング・パーソナルジムです。
ダイエット・ボディーメイク・姿勢矯正はもちろんのこと、肩こり・腰痛・膝痛・ストレス・疲れやすい・健診数値などの改善を、トレーニング & リカバリーケア & ニュートリション の3点からサポートいたします。
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