皆さんは”ヤンキー座り”と聞いて、頭でイメージがつくでしょうか?
”ヤンキー座り”は和式便所座りのポーズです。
私の地元には公園やコンビニでヤンキー座りをしてたむろっている人がたくさんいました。
ヤンキー座りと聞くと、あまり良いイメージではないかと思いますが実は体に良いということをご紹介します。
目次
1.ヤンキー座りはしゃがむということ
2.現代人はしゃがめない人が多い
まとめ
ヤンキー座りは足の裏を全てついたまま腰、股関節、膝、足首を最大まで曲げてしゃがんだ状態のことです。
スクワットで一番下までお尻を落とした状態で、腰から足までの筋肉を全て使って支えるので下半身の筋トレにもなります。
いざやってみると以外にきついと感じると思います。
股関節が強くて足首の柔軟性がないとできないのでヤンキーの人はすごいですね。
ヤンキーの人はスポーツが上手で運動神経が良い人が多かったイメージですが、普段から体の本来の可動域を最大限に活用しているからこそパフォーマンスが高いのではないでしょうか。
日常生活で椅子に座る時間が長い方はしゃがむ機会が少ないと思います。
時代の変化としましてはトイレが和式便所から洋式便所が主流になり、しゃがむ頻度が極端に減ったと思います。
体は楽になりましたがその代わりに足腰の強さを失ったと思います。
そもそも人の骨盤は椅子に座るためのつくりになっていません。
座っていると腰が痛くなる方がいますが、背骨の椎間板にかかる圧力は立ち姿勢より座り姿勢の方が高いのです。
ヤンキー座りをする事で骨盤周りの血流が上がり腰痛対策にもなります。
便通にも関係していて和式便所の方が排便の仕組みとして理にかなっています。
和式便所だと骨盤が後傾する事で直腸と肛門の角度が広くなりますが、洋式便所では狭くなってしまうといわれています。
実は便秘にお悩みの方はトイレの種類で解消できるかもしれません。
このように実はヤンキー座りは体にとって必要な動作に自然になっていたのです。
体の不調にお悩みや足腰の強化をしたい方は、個人差がありますが毎日1分でもやってみてください。
今はできない方も少しずつ無理なく続ければ効果が出てくると思います。
もしヤンキー座りがやりにくい場合は足幅を変えたり、ふくらはぎをストレッチするとやりやすくなる場合があります。
当ジムのメンバー様はほとんどの方が経験済みのヤンキー座りストレッチのご紹介でした。
世の中様々な健康情報が存在していますが、新しい事を足すのも良いですが、失ったものを取り戻すのも大事だと思います。
忘れてしまった大事な股関節周りの強さ、是非取り戻していきましょう。
この記事を書いた人
株式会社ミリオン・フィットネス
トレーナー 那須 陸哉
NSCA-CPT : NSCA認定パーソナルトレーナー
NASM-PES : 全米スポーツ医学協会認定パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト
アニマルフロー レベル1インストラクター
国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)認定
・メディカルトレーナー
・リラクゼーションセラピスト1級
運動特化型デイサービス トレーナー
代表の林が講師をしていたWorld trainers academyで林に師事し当業界に入った。自宅でも常に自己研鑽に励み、トレーニングや健康に関する学習はもちろんのこと、お客様にお勧めするトレーニングやストレッチは、時間があれば常に自身で試し、お客様の生活の質向上や健康的な生活へ導く準備に余念がない。また、USJでの前職経験があり、お客様に楽しんでいただく精神はトレーナー随一と評判が高い。将来が有望な若手である。
ミリオン・フィットネスは、吹田 千里山・南千里のリピートが多い 予約貸切制のおしゃれなコンディショニング・パーソナルジムです。
ダイエット・ボディーメイク・姿勢矯正はもちろんのこと、肩こり・腰痛・膝痛・ストレス・疲れやすい・健診数値などの改善を、トレーニング & リカバリーケア & ニュートリション の3点からサポートいたします。
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