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    小麦粉価格は昨年から値上げが続き、今や過去2番目に高い水準です。
    加えてウクライナ情勢の影響も受け、小麦粉を原料とするパンや麺類など食品価格も、さらに上昇するとみられています。
    このような状況の中、健康志向の人たちの間で話題のグルテンフリーに取り組もうとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    私たちの食事には、パン・パスタ・うどん・揚げ物で使うパン粉など、小麦粉を使用した食品が溢れており、何気なく食べています。
    しかし実際小麦粉は、体にどのような影響を及ぼすのでしょう。
    小麦粉に含まれる成分や摂取方法など、正しい理解を深めていきましょう。

    目次

    1.小麦粉は食べてはいけないのか?

    2.グルテンとは

    3.グルテンが引き起こす病気
    (1)リーキーガッド症候群(腸漏れ症候群)
    (2)セリアック病

    4.多くの人が小麦アレルギーをもっている

    5.食事の改善方法

    まとめ

    1.小麦粉は食べてはいけないのか?

    ダイエットを考える人や健康志向の人に、まず一番に食事で改善してほしいのが小麦粉を避けることです。
    小麦粉を避けた方が良い理由は、栄養素がほとんどない炭水化物だからです。
    どうせ炭水化物でカロリーを摂取するのであれば、ビタミンやミネラルなどの栄養素の豊富な玄米やイモなどを選ぶことをおススメします。

    小麦粉を避けるだけで、お好み焼きやたこ焼きなどの粉もの、パンやケーキなどの洋菓子、パスタやうどんの麺類、パン粉を使用した揚げ物などが食事からなくなるため、これだけでかなりクリーンな食事に改善できます。
    食べられる炭水化物は、米・そば・イモ類・果物などは食べられるので、糖質制限よりハードルは下がるのではないでしょうか。

    そして小麦粉を食べてはいけない一番の理由が、小麦粉に含まれるグルテンが原因です。
    このグルテンはアレルギー物質として、腸内環境を悪くしたり、免疫システムに異常を及ぼすとされています。

    2.グルテンとは

    グルテンとは、小麦粉に水を加えてこねることでできる成分のことです。
    小麦粉には「グルテニン」と「グリアジン」という2種類のたんぱく質が含まれています。
    水を加えてこねることで「グルテニン」と「グリアジン」が絡み合って「グルテン」に変化します。

    小麦粉の代表的な食べ物といえば、パスタやピザ、パンやスイーツなどです。
    これらの食品はすべてグルテンが含まれています。
    グルテンには食品に粘り気と弾力を与える効果があり、美味しさや触感を引き立たせます。
    パスタやうどんのモチモチとした食感や、パンのふわふわとした食感は、すべてグルテンの効果です。
    そのため、全粒粉パンや玄米パスタなどではモチモチとした触感がなく、パサパサとして通常のパンやパスタと比べると美味しさは低下してしまいます。
    つまり、グルテンは食べ物のおいしさの素となる、大切な成分だといえます。

    しかし残念ながら、グルテンには食べ物をおいしくするという効果がある反面、体への様々な悪影響があります。

    3.グルテンが引き起こす病気

    小麦粉は、8割:でんぷん、2割:グルテン でできています。
    このグルテンは、リーキーガット症候群(腸漏れ症候群)やセリアック病を引き起こす原因と言われています。

    (1)リーキーガット症候群(腸漏れ症候群)

    リーキーガット症候群とは、別名:腸漏れ症候群と呼ばれており、腸に穴が空き、腸内にあるべき細菌や食べ物が体内に漏れ出してしまう状態のことです。
    リーキーガット症候群を引き起こすことで、アレルギーの原因となったり、肥満・糖尿病・肝臓病・うつ病などを発症するリスクが上がってしまいます。

    (2)セリアック病

    セリアック病とは、グルテンに対する免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患です。
    セリアック病の患者がグルテンを摂取すると、消化酵素では分解できないグルテン分子の一部が小腸の上皮組織を攻撃して炎症を起こすことで、上皮細胞の破壊にまで至ってしまいます。
    その結果、小腸から栄養を吸収出来なくなり、食事量に関らず栄養失調の状態に陥ります。
    症状は、慢性的な下痢・便秘、腹痛・嘔吐・倦怠感・貧血・皮膚のかゆみ・関節の痛みなどさまざま。
    小麦だけでなく、グルテン全般に反応します。

    実は、テニスプレーヤーで世界ランキング1位にも輝いたジョコビッチ選手もセリアック病でした。
    なんと試合中に息が出来なくなり倒れこむなどした時期があり、その原因が小麦だったと判明。
    その後、グルテンフリーの食事に変えたところ一気に競技パフォーマンスが向上し、今の素晴らしい成績に繋がっています。

    4.多くの人が小麦アレルギーをもっている

    アレルギーとは、体にとって危険なものが外から入って来たときに、その物質をやっつけようとする体の免疫反応のひとつです。
    そして小麦グルテンには、遅延型アレルギー反応を持つ人が多くいると言われています。

    遅延型アレルギーとは、ゆっくりと体で炎症が進行し、さらに気づかずにその食物を食べ続けることによって慢性的な炎症となり、様々な症状となって現れるのです。
     症状の発症が遅いため、アレルギーの原因食物を特定するのが難しく、ダメージを受け続けることによって細胞の老化にもつながります。

    グルテンによるアレルギー症状

    • アトピー
    • 喘息
    • 頭痛
    • 腹痛
    • 倦怠感
    • 肌荒れ

    5.食事の改善方法

    グルテンについてご説明しましたが、強いアレルギー反応がない方はグルテンフリーまで厳しく考える必要はありません。
    むしろ、炭水化物の選び方を工夫することをお勧めします。
    米・芋・果物は食べられるため、パンや麺類の選び方を工夫すれば食べられるものは多くあります。

    置き換え例

    • パン      → 全粒粉パン、米粉パン
    • うどん、パスタ → 全粒粉麺、そば
    • 洋菓子     → 和菓子

    まとめ

    注意が必要なのは、全員がグルテンフリーの食事が体に合っているわけではなく、グルテンフリーの食事をすることで免疫力が低下する方もいらっしゃるということです。
    しかし、小麦粉は栄養素がほとんどない炭水化物になるため、食事から避けることの方がメリットは大きいと考えます。

    倦怠感を感じやすい人・腸内環境が悪い人・精神的に憂鬱になりやすい人は、もしかすると小麦粉を避けてみることで解決するかもしれません。
    この値上げの機会に、ぜひ一度ご自身の健康のためにも食事を見直してみてはいかがでしょうか。

    株式会社ミリオン・フィットネス  
    代表取締役 林 界斗

    NSCA-CPT : NSCA認定パーソナルトレーナー
    NASM-PES : 全米スポーツ医学協会認定パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト
    カイロプラクティック整体院 トレーナー
    運動特化型デイサービス トレーナー

    「健康をテーマに運動を通して一人でも多くの方へ幸福を捧げたい」と思い、ミリオン・フィットネスを創業。お客様をはじめトレーナーへの指導、さらにラジオ番組においても運動指導をおこなうなど、アスリートから一般の方、子供から高齢者まで、幅広いお客様のご期待に添うべく活動している。
    主な出演:ABCラジオ「全力投球!!妹尾和夫です。サンデー」、FM守口「疋田哲夫の哲ちゃん”哲学”」

    ミリオン・フィットネスは、大阪 肥後橋のリピートが多い 予約貸切制のおしゃれなコンディショニング・パーソナルジムです。

    ダイエット・ボディーメイク・姿勢矯正はもちろんのこと、肩こり・腰痛・膝痛・ストレス・疲れやすい・健診数値などの改善を、トレーニング & リカバリーケア & ニュートリション の3点からサポートいたします。

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