昨今パーソナルジムが増え、特にダイエットやボディメイクに特化したジムが増えているように感じます。
    ダイエットやボディメイクのためにトレーニングを行うのはとても良いことなのですが、同時に身体の機能が向上する喜びも感じながらトレーニングに励むとさらにトレーニングが楽しくなるに違いありません。

    例えば

    • できなかった動作ができるようになる
    • 扱えなかった重量が扱えるになる
    • 体力がついて疲れにくくなる
    • 肩こりや腰痛などが改善する
    • 競技パフォーマンスが向上する  など

    ビジュアルの変化だけでなく、身体動作のパフォーマンスが向上し、その結果日常がより充実し、さらに健康寿命が延びるといったことにつながります。

    しかし、ただやみくもにトレーニングをするだけでは身体パフォーマンスは向上しません。
    しっかりとコンディショニングを行ったうえで、自分にあったトレーニングプログラムを組むことが大切です。
    そこでおススメするのが、コンディショニングジムです。
    コンディショニングジムという言葉は、あまり聞いたことがない方も多いと思いますので、今回この機会を利用して、どのようなことなのかお話していきましょう。

    目次

    1.コンディショニングとは?

    2.トレーニングをする意味

    3.ジム選びで迷ったらコンディショニングジム

    まとめ

    1.コンディショニングとは?

    コンディショニングとは、「調整」や「体調を整える」などといった意味があり、スポーツ現場でもよく使われる単語です。
    私たちが運営するジム「ミリオン・フィットネス」では、お客様のパフォーマンスアップをお手伝いし、お客様に人生を豊かに過ごしていただくことをコンセプトとしています。
    これは、スポーツトレーナーの本質とも言えると考えています。

    そしてお客様のベストパフォーマンスを引き出すためには、コンディショニングを行うことと、コンディショニングの重要性をお客様に理解してもらうことです。
    ただ体重が落ちて満足ではなく、体重が落ちたことによって身体の調子が良くなることが重要です。

    厚生労働省では、コンディショニングのことを下記のように定義しています。
    運動競技において最高の能力を発揮出来るように、精神面・肉体面・健康面などから状態を整えること

    参考:厚生労働省e-ヘルスネット コンディショニング
    https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-090.html

    コンディションニングとは、「状態」「体調」「条件」という表され方をしており、「体力」「精神」「技術」「医療」「栄養」「環境」といった要因から影響を受けていています。

    コンディショニングとは、これらの要因から総合的にアプローチし、競技や日常で能力を最大限に発揮出来るようにコントロールしていくことなのです。

    各要因は、下記によって裏付けされます。

    • 体力面:筋力トレーニング、柔軟性トレーニングなど
    • 精神面:ストレスケア(オーバートレーニング・気候・体調・病気・プレッシャーなど)、メンタルトレーニングなど
    • 技術面:バイオメカニクス(動作解析)など
    • 医療面:スポーツ医学、アスレチック・リハビリテーション
    • 栄養面:スポーツ栄養学
    • 環境面:運動生理学

    個々の要因は独立したものではなく密接に繋がりを持っており、栄養学の正しい裏付けが無ければ効果的な筋力トレーニングの成果は得られませんし、精神面は特に他のすべての要素からの影響を受けるものです。

    最終的には、正しい生活習慣を送ることが最良のコンディショニングといえますが、どうしてもそれが適わないときに、それを経験則と科学によってどのようにカバーしていくのかを追求していく知恵が「コンディショニング」であるといえます。

    2.トレーニングをする意味

    トレーニングと聞くと、「しんどい」「きつい」などといったネガティブ発言が連想されます。
    なぜトレーニングをしないといけないのか?と質問されることがあります。
    「薬飲んだら痩せた」「ファスティングしたら痩せた」「痩身エステで痩せた」などといった、トレーニング以外の手段で痩せた経験のある方もいらっしゃると思います。
    しかしいくら体重が痩せても、筋肉の低下も抑制できていません。
    むしろ体重が落ちているという事は、脂肪と一緒に筋肉も減少しているということです。
    筋肉量の低下は基礎代謝や活動代謝も低下し、リバウンドのリスクや骨粗鬆症などのリスクも促進してしまいます。

    トレーニングの原理の1つに「過負荷の原理」というものがあります。
    過負荷の原理とは、日常以上の負荷をかけてトレーニングを行うということです。

    例えば、皆さんは歩行するだけでは、筋肉痛にはなりませんよね。
    皆さんにとって歩行は負荷になっていないということです。
    しかし、ただの歩行ではなくランジウォークと言って、歩幅を広く1歩1歩の動作にスクワットをいれるような動作に変えると、普段トレーニングを行っていない人であれば、筋肉痛がくるほど筋肉に刺激がかかります。

    成人を超えた人間は、刻一刻と筋肉の衰えが始まっており、これをサルコペニアと言います。
    このサルコペニアを抑制するためにも、運動は必須なのです。

    3.ジム選びで迷ったらコンディショニングジム

    私たちは、お客様が入会される前にコンディショニングについてのお話を必ず行います。
    だからと言って、ダイエットやボディメイクができない訳ではありません。
    もちろん、お客様のニーズに合わせてトレーニングプログラムを組み立てます。
    ダイエットやボディメイクであれば、食事や日常生活のアドバイスまで徹底的にサポートします。
    また、姿勢改善のお客様であれば、アライメント評価から関節可動域の評価まで行います。
    10人いれば10通りのプログラムが提供される。
    それが本物のパーソナルトレーニングジムです。

    あなたが通っているジムはどうですか。
    「毎回同じトレーニングを実施していませんか?」
    「なぜこのトレーニングが重要なのかの説明はありますか?」
    「ストレッチや筋膜リリースなどの身体ケアサポートはありますか?」

    ミリオン・フィットネスでは、トレーニング後にリカバリーケアとしてストレッチと筋膜リリースを実施しています。
    このリカバリーケアがあることで、トレーナー自身もお客様の身体の状態の把握ができるため、ベストコンディショニングへの情報源となります。

    まとめ

    いかがでしょうか、コンディショニングジムが大変有用であることがお分かりいただけたと思います。
    トレーニングだけではなく、関節可動域を向上したり、動きの連動性の習得することで身体の調整がされていき、日常や運動のパフォーマンスがグングン向上します。
    現在ジムに通っている方、ジムを探している方には、是非一度、私たちのカウンセリング&体験にお越しいただければと思います。
    どこにも負けないサポート内容で皆様をお待ちしております・・・自信ありです。

    この記事を書いた人

    株式会社ミリオン・フィットネス  
    代表取締役 林 界斗

    NSCA-CPT : NSCA認定パーソナルトレーナー
    NASM-PES : 全米スポーツ医学協会認定パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト
    カイロプラクティック整体院 トレーナー
    運動特化型デイサービス トレーナー

    「健康をテーマに運動を通して一人でも多くの方へ幸福を捧げたい」と思い、ミリオン・フィットネスを創業。お客様をはじめトレーナーへの指導、さらにラジオ番組においても運動指導をおこなうなど、アスリートから一般の方、子供から高齢者まで、幅広いお客様のご期待に添うべく活動している。
    主な出演:ABCラジオ「全力投球!!妹尾和夫です。サンデー」、FM守口「疋田哲夫の哲ちゃん”哲学”」

    ミリオン・フィットネスは、大阪 肥後橋のリピートが多い 予約貸切制のおしゃれなコンディショニング・パーソナルジムです。

    ダイエット・ボディーメイク・姿勢矯正はもちろんのこと、肩こり・腰痛・膝痛・ストレス・疲れやすい・健診数値などの改善を、トレーニング & リカバリーケア & ニュートリション の3点からサポートいたします。

    大阪市西区京町堀1丁目7番22号
    クレグラン京町堀 501号

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    梅田堂島地下街: 徒歩15分