「正しい姿勢とは」何か、何が原因で「姿勢が崩れる」のか。
    実は、姿勢が悪くなると、見た目ももちろん、私たちの様々なパフォーマンスに悪影響が及んできます。
    私たちは普段、スマホ操作・パソコン作業、家事・デスクワークなど、姿勢をそれほど意識することなく行っているのではないでしょうか。
    しかし気が付いてみると、肩や背中が丸くなっていたり、カバンを肩にかけた時は首に力が入り左右バランスが崩れていたりしていませんか。

    目次

    1.正しい姿勢とは

    2.姿勢が崩れる原因を理解する

    3.悪い姿勢の典型「猫背」

    4.姿勢不良が引き起こす悲劇

    5.姿勢のセルフチェックと改善方法

    まとめ

    1.正しい姿勢と

    「正しい姿勢」とよく言いますが、実は「正しい姿勢」の定義があります。
    それは、横から見た時に耳・肩・骨盤・膝・踝が一直線になっていることです。
    これを姿勢の「ゴールデンライン」と言います。
    しかし、姿勢が良い人はいても、前後左右全くずれのない完璧なアライメント姿勢*の人は存在しないでしょう。

    *アラインメント(alignment)は、並べる、整列、比較などの意味で、耳・肩・骨盤・膝・かかとが整列している姿勢。

    その理由は、日常動作自体が均等に行えないからです。
    例えば、利き手をよく使う、車のアクセルブレーキの位置、寝る時寝返りなどすべて均等には行えません。
    さらに私たちは、常に重力という負荷がかかった状態でアンバランスな姿勢と動作の中で生活しています。
    臓器も心臓は左心房左心室といって左側の方が大きくできています。
    このことから、1ミリのブレのない完璧な姿勢の人はいません。
    そのため、何が大事かというと正しい姿勢を理解し、意識的に修正能力をみにつけることです。
    整骨院や整体院で、受動的な手技で姿勢が一時的に改善されても、それは一時的なものでしかなく、日常生活に戻ればまたもとの姿勢に戻ってしまいます。
    根本的な解決は姿勢を正す筋肉をつけることです。

    2.姿勢が崩れる原因を理解する

    皮膚、結合組織、筋・筋膜、関節などに障害があると、正しい姿勢がとれなくなります。
    これを姿勢不良と言います。
    この姿勢不良がこれらの組織に不快感や痛みをもたらす原因となります。
    姿勢不良のきっかけは、日常生活のちょっとした癖や、無意識のうちに行っている動かしやすい方向への反復した動作長時間同じ姿勢で筋を持続的に収縮させていることがもたらしています。
    特に全身の、筋や筋膜のバランス不良が少しずつ身体への負荷となっていき、体節の配列が不良となり姿勢不良が身についてしまいます。

    *動物の体が、頭から尾にかけてよく似た外観、構造をもつ部分の繰り返しにより成立している場合の繰返し単位

    その姿勢不良による負担が大きいほど、関節にも硬さや変形を生じさせることになります。
    寝違えや突性腰痛、骨折、手術の影響などで、関節から先に異常をもたらします。
    ほとんどの場合は、筋・筋膜のバランス不良が原因だと考えられます。
    筋・筋膜のバランス不良の原因は、生活習慣やスポーツ歴、趣味、怪我の既往歴などでさまざまです。
    姿勢不良が、どのような筋・筋膜のバランス不良が原因で生じてしまったのかを知ることは、正しい姿勢を取り戻すうえで非常に重要です。

    3.悪い姿勢の典型「猫背」

    よく耳にするのが猫背です。
    猫背によって頭が数cm前に移動するだけで、首、肩、背中に2〜3倍程度の負担がかかるといわれています。
    その前傾した頭の位置に重力がかかって生活するため、どんどん姿勢不良が悪化してしまいます。
    その姿勢が背中が丸くなった猫背です。
    最近ではスマホ首とも言われますが、スマートフォンを片手に持ち頭を傾けて覗き込むこの姿勢は姿勢不良を誘発してしまします。
    頭は想像以上に重たく、成人になると5kgほどになります。
    2Lのペットボトルを2本持つだけでも、頭がどれほど重たいか簡単に想像できると思います。
    このような状態のストレスの蓄積が、肩こりや首の痛みから、寝違いや頭痛に至るまで、さまざまな症状を引き起こします。
    さらに猫背のままでバランスをとろうとすると、頭が自然に前方に移動していってしまい、どんどん姿勢不良が強くなっていきます。

    4.姿勢不良が引き起こす悲劇

    姿勢が悪いと、競ったり、楽しんだり、健康のために行うスポーツのパフォーマンスに悪影響を及ぼします。
    丸くなった背中、傾いた姿勢などの姿勢不良では、パワーを生み出すために必要な、前後・左右・回旋といった3面運動が円滑に行えなくなります
    さらには、筋肉には長さ張力関係があり、姿勢不良が起きていると筋肉が最大限に伸張収縮することができません
    また筋肉が最大限に発揮できないことで、パフォーマンス低下を起こすだけでなく、他の筋群への負担も大きくなり怪我にもつながってしまいます。

    5.姿勢のセルフチェックと改善方法

    壁を背にして、かかと、お尻、肩甲骨、後頭部の4点を壁につくようにして立ちます。
    この時、4点のうちのどこかの部位が壁から離れないことです。
    その状態で、どこかの筋肉の張りを感じた場合、猫背や反り腰などの姿勢不良である可能性が高いといえます。
    改善方法としては、まずは筋肉全体をストレッチしましょう。

    例:背中が曲がっている人は、骨盤が後傾しているため、ハムストリングスや大臀筋が萎縮している可能性が高いので、太ももの背面をしっかりストレッチします。

    その他、背中の筋肉が硬くなっているため、肩甲骨付近の筋肉が萎縮し肋骨と肩甲骨が癒着していますので、タオルやストレッチポールを使用して肩甲骨をしっかり動かすことも重要です。
    また、トレーニングとしてお勧めしたいのが「呼吸法」です。
    呼吸については、他のブログでご紹介していますが、筋肉の緊張を和らげる働き腰を保護する役割があります。
    仰向け(仰臥位姿勢)になり、お腹をパンパンに膨らませるように息を吸って、腰を床にぶつけるようにして息を吐く運動を行ってみてください。
    このトレーニングで体幹部をコントロールする力が身につきます。

    まとめ

    正しい姿勢と悪い姿勢について理解いただけましたでしょうか。
    普段何気ない立ち姿勢ですが、少しの意識や対策が、あなたのパフォーマンスを向上してくれます。
    肩こり、腰痛などの整形外科的疾患は姿勢からきていることほとんどです。
    これを機に自身の姿勢について向き合ってみてください。

    この記事を書いた人

    株式会社ミリオン・フィットネス  
    代表取締役 林 界斗

    NSCA-CPT : NSCA認定パーソナルトレーナー
    NASM-PES : 全米スポーツ医学協会認定パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト
    カイロプラクティック整体院 トレーナー
    運動特化型デイサービス トレーナー

    「健康をテーマに運動を通して一人でも多くの方へ幸福を捧げたい」と思い、ミリオン・フィットネスを創業。お客様をはじめトレーナーへの指導、さらにラジオ番組においても運動指導をおこなうなど、アスリートから一般の方、子供から高齢者まで、幅広いお客様のご期待に添うべく活動している。
    主な出演:ABCラジオ「全力投球!!妹尾和夫です。サンデー」、FM守口「疋田哲夫の哲ちゃん”哲学”」

    ミリオン・フィットネスは、大阪 肥後橋のリピートが多い 予約貸切制のおしゃれなコンディショニング・パーソナルジムです。

    ダイエット・ボディーメイク・姿勢矯正はもちろんのこと、肩こり・腰痛・膝痛・ストレス・疲れやすい・健診数値などの改善を、トレーニング & リカバリーケア & ニュートリション の3点からサポートいたします。

    阪市西区京町堀1丁目7番22号
    クレグラン京町堀 501号

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