皆様は足の怪我をしたことはあるでしょうか?
様々な痛みの問題はありますが、特に問題が起こりやすい部位として足裏や踵があげられます。
足裏や踵は”足底腱膜炎”という怪我があります。
二足歩行で体重を支えている足底腱膜の怪我について解説していきます。
目次
1.足底筋膜炎の特徴
2.対処方法
3.足を強化するシューズ
まとめ
足裏には、全体重を支えている土踏まずがあるのはご存知だと思います。
土踏まずはアーチが3つ合わさってできており、そのアーチを詳しく見ると足底筋膜という扇状の膜になっています。
足底腱膜は踵の踵骨から足指の5本の基節骨まで繋がっており、この足底腱膜はとても強く、骨を守り負荷を軽減するクッションの役割をしています。
体重移動の衝撃を吸収して推進力に貢献しています。似た用語で足底筋膜とありますが、短趾屈筋、母趾外転筋、小趾外転筋という足裏の筋膜の事を指し、足底腱膜としても扱います。
足底腱膜炎の症状は膜の起始部である踵骨部分に痛みが現れ、動き始めの一歩目や起床時に痛みを感じやすいです。
足底腱膜炎になりやすい方の特徴として、足首や足底が硬くアーチが崩れている、立ち仕事、足底に負荷がかかるスポーツをしている、BMIが25以上の肥満である、高齢で足底腱膜が弱くなっているなどが挙げられます。
足底腱膜炎の対処は足裏の負担を減らして、炎症を抑えることが必要になります。硬いアスファルトを歩くことも足底筋膜炎になる大きな原因です。都市では難しいですが、硬いアスファルトはできるだけ避けて芝生や土の上を歩くことをおススメします。走る、跳ぶなどの動作も足底腱膜に負担がかかるため注意しましょう。
痛みがる際は、患部をアイシングするのが鉄則ですが、踵の場合は、温めることで痛みが和らぐ場合もあります。それは、歩き始めに痛みが出る場合が多いのは、しばらく歩くと血流がよくなり患部が温まるからです。
ふくらはぎのストレッチや足指のマッサージをして毛細血管まで血液を流すのもオススメです。
靴選びも重要なポイントの1つです。
一般的な靴は足が弱体化してしまう靴がほとんどです。しかし、ベアフットシューズというものをご存知でしょうか。これは裸足に近い形をしていて、足指をしっかり動かす事ができます。
先の細い靴だと窮屈に締められてしまい、足の機能が発揮出来ません。
足裏や指が動かせることで足底腱膜を構成する内在筋を強化できます。かつ、靴底の踵とつま先までの高低差がなく同じ高さになっています。
そのおかげで負荷が踵に集中せず足裏全体にまんべんなく分散され体重を支えることができます
足底腱膜が弱っている自覚がある方は足の本来強さを取り戻すシューズとしてオススメです。
足はレオナルドダヴィンチが最高の芸術作品であり最高傑作といっていた程、奥深いつくりになっています。
足の機能を妨げないように100歳まで問題なく歩ける身体を目指していきましょう。
この記事を書いた人
株式会社ミリオン・フィットネス
トレーナー 那須 陸哉
NSCA-CPT : NSCA認定パーソナルトレーナー
NASM-PES : 全米スポーツ医学協会認定パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト
アニマルフロー レベル1インストラクター
国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)認定
・メディカルトレーナー
・リラクゼーションセラピスト1級
運動特化型デイサービス トレーナー
代表の林が講師をしていたWorld trainers academyで林に師事し当業界に入った。自宅でも常に自己研鑽に励み、トレーニングや健康に関する学習はもちろんのこと、お客様にお勧めするトレーニングやストレッチは、時間があれば常に自身で試し、お客様の生活の質向上や健康的な生活へ導く準備に余念がない。また、USJでの前職経験があり、お客様に楽しんでいただく精神はトレーナー随一と評判が高い。将来が有望な若手である。
ミリオン・フィットネスは、吹田 千里山・南千里のリピートが多い 予約貸切制のおしゃれなコンディショニング・パーソナルジムです。
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